鍵盤ハーモニカを修理した話。
近ごろ、私(ミケル)の “メイン楽器” である鍵盤ハーモニカ SUZUKI PRO37-V2の調子が良くない。音の発し方が不安定なキーがいくつか。手にしてちょうど3年、おそらくリードの問題だろう。
そういうわけで開けてみました。
両端のパーツを外して
裏蓋を取り去る。楽器の掃除のためにときどき触る部分なので、ここまでは問題なし。
さていよいよもう一層奥、内蓋に隠れていたリードの姿が見えた。 この金属の板がリード。櫛の歯のような部分の隙間の具合(アゲミ、と呼ぶそう)を少しずつ調節する。鍵盤のないハーモニカと同じように、ここを空気が通ることで音が鳴る仕組みである。動きが硬くなってしまった「歯」を工具であれこれすると、出なかった音はあっけなく治った。
日頃の感謝を込めて丁寧に拭き上げ、再び蓋をしてネジを締めて完了。
しかし……一度は解決したもののやはり劣化を始めているリード、その後しばらくして音程の狂いも気になり始めた。そんな折に鞍馬口に教育楽器を扱う楽器屋さんがあると知り、相談してみることに。(近隣の小学校や幼稚園の鍵盤ハーモニカ修理を一手に引き受けておられるそうで、なんと頼もしい!)
そうして数日後に帰ってきた鍵ハモは、見違える(聞き違える?)ほど。細かな息のニュアンスが音に伝わりやすくなり、音程も断然良くなった。そろそろ交換かと危ぶんでいたリードの状態もそれほど悪くなく調律だけで済んだとのことで、取り寄せていただいた新しいリードはそのまま持ち帰った。
こんなにも劇的に改善するならこれからもお願いしたいなあという気持ちもありつつ、なんとか自分でも技術を習得したいものです。
そんなこんなで、ベストなコンディションの楽器と臨む今週末のライヴ!Twitter・Facebookでお伝えしておりましたが、こちらでも。
[サブウェイ・パフォーマンス]
◎7/27(土) 17:30~
◎京都市役所前駅構内・改札口すぐ
サブウェイ・パフォーマーとしての活動です。1時間ほど演奏します。
[華〜puspa〜 performance & jazz live]
◎7/28(日) open 15:00/start 15:30
◎Dance Office One(京都・烏丸松原)
◎前売り 2,800yen/当日 3,000yen
タップダンス世界チャンピオン姉妹、お馴染みプシュパのワンマンライヴ。公演の後半にゲストとしてたっぷりセッションします。チケットは完売しておりますが、数枚のみ当日券の販売が予定されていますのでしまった!という方はそちらをぜひともご確認ください。
この夏も、どんどん曲書いてどんどんライヴしますよ!
鴨ハモのミケルでした。
🦆